抉る 抉る 深くまで
痛い 痛い それでも切る
赤い 赤い 滴る雫
黒く 黒く 滲んでいく
グロテスクな感触
肉を切り裂く鋭い刃
静寂の部屋 震える腕
薄暗く 鮮明に 赤
生きていたい
死にたくない
わかってる
うるさい
繰り返す衝動
縫われた傷跡
ごめんね… 呟く声
さよならを繰り返す度
傷跡が増えていく
助けて 助けて 助けて…
もっと深く
もっと鋭く
もっと痛く
もっと長く
目に写る 赤
本当は怖かった
それでも切るのは
生きていたいから
抉る 抉る 深くまで
痛い 痛い それでも切る
落ちる 落ちる 雫は
透明な涙
薄暗い部屋で一人
気づけば 泣いていた