こんにちは、
今日は水生植物のトチカガミについて紹介いたします。
冬場は枯れて、種茎の状態で過ごしていたトチカガミですが、
春からむくむくと細い根が生えてきて、
その細い根が用土にからみつく感じで生長をしました。
その為、宿根で越冬する、
アサザのような植物よりも着床が弱く、
簡単に株が用土から離れ、
まるで浮草のように浮遊しながら、それでも水中の養分を吸収しながら大きくなっていきます。
杜若水園さんでは、浮き葉ではなくって浮遊(浮草)植物としての扱いですね。
↓URL
http://www.akb.jp/shop/11_464.html
ほんとうに水生植物の生長は面白いものです。
我が家にある親株も辛うじて用土に根がついていますが、何かの衝撃
があれば、途端に浮草になってしまいそうです。
それでも、とても旺盛に繁殖しています。
繁殖方法は、ホテイアオイなどと同じでランナーを伸ばします。
ランナーを伸ばしながら、柔らかな根を広げて養分を水中から吸収
します。
ご覧のように、茎の部分は非常に短く、柔らかな根が広がります。
これを、根を丸めて用土に植えつければ新鉢の出来上がりですが、
どうも、トチカガミは上へより、横に広がるのが好きで・・・・。
こうして浮草状態でランナーを出して殖えるほうが調子がいいようです。
まぁ、その水槽の日当たりや、栄養状態にもよりますけどね~。
貧栄養状態の水槽でしたら、肥料をきかせて用土に植えつけたほうが
当然良いと思います。
ヤフオク出品ではそれを想定して用土に植えつけて出品しています。
ただし、植物は自分の住みよいように変化していきますので、根が浮いて
浮草・ランナー繁殖をはじめたら、見守ってやるのがいいと思います。
どうやら我が家は後者のようです。
用土がなくっても、こうしてランナーの先には元気に新たな株が出来て
くれています。
こうして大きくなったものを、用土に植えつけて、ヤフオクで出品したり、
お友達にプレゼントしています。
どの里子先でも元気にその環境にあって成長してくれている事を祈る
ばかりです。
それでは、また。