40年前の同日に二期会公演を鑑賞。
未成年の子供のくせに人生初の同プロダクションを2回聴くという贅沢を決行。
名指揮者エレーデの指揮に加え評判のソプラノを聴くために。
当時、某月刊音楽雑誌の海外レポート・イタリアページで担当の南條年章氏が丸山恵美子氏の現地での活躍を伝えてくれ、とても参考になり直に聴ける機会に心躍る気持ちだった。加えてVoce verdiana と形容され期待大だった片岡啓子氏がヴェルディをお披露目するとあってはどちらかを選ぶなんて無理。結局両日チケットゲットすることに。お年玉叩いていざ文化会館へ!
結果は当然のアタリ!
今でもしっかり覚えてるくらいの感銘を受けた。どなたかがおっしゃったようにカラスとオブラツォヴァを足して2で割ったような声という表現にまさにピッタリの丸山氏。かなり個性的だがアジリタもしっかりこなし個人的には集中して最後まで聴き入った。片岡氏は評判通りヴェルディ向きの資質の声を生かしレオノーラ役を充分に表出していた。エレーデ氏の音楽は当然だが粟國氏の舞台作りが無駄な動きが無く自然に劇に集中でき、特に終幕は今でも脳裏に焼き付いているほど心に残った。
片岡氏はその後数年間でドン・カルロやアイーダに加え後年ナブッコやフィガロの結婚も聴くことができた。一方で丸山氏は数年後に運命の力を聴く予定で楽しみにしていたが、何とその日は昭和天皇の大喪の礼と重なり全てのイベントは中止に。当然払い戻しになってしまいガックリ😭
その後とうとう聴く機会は訪れず文字通りの一期一会になってしまいました。しかし唯一の出会いも強烈に印象に残り今でも懐かしく思い出します。
聴くことができて感謝でしかありません。
まさに旬を聴くことの醍醐味でもありました。全ての出会いに感謝いたします。