こんばんは。

 

今朝の日経新聞の記事です。

 

労災による死亡と認定された外国人技能実習生が2014~16年度の

3年間で計22人によることが厚生労働省のまとめで分かった。大半が

事故とみられるが、過労死も1人いた。政府統計で実習生の労災死の

実態が明らかになったのは初めて。労災保険の給付対象となる休業4

日以上の労災件数は3年間の平均で年475件だった。

 

実習生の労災死する比率は日本の雇用者全体の労災死比率を大きく

上回り、実習の名の下に日本人より危険で過酷な労働を負担している

現実が示された。

 

労働基準監督署に報告があった実習生の死亡事案の中で、労災認定

された者を集計した。実習生の数は、年と年度で違うが、単純計算する

と3年間の労災死は10万人あたり3.7人。日本全体では、3年間の労

災死は10万人あたり1.7人。

 

実習生に詳しい自由人権協会の旗手理事は「慣れない日本の労働現

場、しかも労働安全衛生への意識が低い中小企業で働くことが多い上

、実習生は日本語での意思疎通がうまくできない」と労災が多い背景

を分析。「けがで働けなくなった実習生を強制帰国させるケースもあり

、労災隠しは横行している」と話す。とありました。

 

YouTubeにそのように帰国させられた実習生の話が出ていたことも知

っています。このような対応する企業の場合、日本人についても同じよ

うな労災隠しはしていたのではないかと思うのですがね。それで日本

人を雇えなくて実習生ということになったのでしょうね。

 

まだ、この記事の数字は監督署に届けている数ですよね。届けている

だけちゃんとしているとも言えますよね。法整備をしても、実際に安全

衛生法違反や労働基準法違反をどれだけ摘発できるかですよね。今

後もこの制度を続けていくのならね。

 

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