「東名ひき逃げから２週間、捜査対象２００台に」！！どう感じます？？

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090922-00000009-yom-soci

　神奈川県山北町の東名高速道路下り線で起きた複数車両による女性ひき逃げ事件は２１日、発生から２週間が経過した。

　県警高速隊はビデオカメラ画像などから、事件前後の通過車両１００台以上を特定。

　電話などで所有者や運転手から事情を聞き、ひき逃げ車の割り出しに全力を挙げている。しかし、目撃者は数人現れたものの、容疑車両に直結する情報は出ていないといい、同隊は捜査対象を当初の１００台から２００台に拡大して事情聴取を進める一方、遺留品の分析を急いでいる。

　事件は、７日午後１１時過ぎ、大井松田インターチェンジ（ＩＣ）の西約６キロ付近の同高速道路下り線左ルートで発生。非常通報で駆け付けた高速道路会社関係者が、路上でひき逃げされ死亡している女性を発見した。

　現場にあった所持品や約４００メートル先の道路わきにエンジンをかけて停車していたワゴン車があったことなどから、被害者は東京都狛江市の主婦（４５）の可能性が強まっている。何かの事情で車を降り、路上で複数の車にはねられたひき逃げ事件として、同隊は県警交通捜査課の応援を得て、捜査を続けている。

　最初に高速道路会社に非常通報したのは、大型トラック（１４トン）の厚木市、男性運転手（３５）で、現場約２００メートル先の高速バス乗り場に停車していた。運転手は同隊員らに「何かひいたようだ」と説明したが、トラック前部に損傷がなかった。また、遺体の状態から、同隊はこのトラックの前に、複数の車が女性をはねたとみているが、トラックの運転手は「ひいた時、直前に車はいなかった」と話しているという。

　同隊では、ビデオ画像や通行記録などから、現場の通過車両と所有者、運転手を順次、特定して百数十台の聴取を実施。通過車両の大半は県外の車で、「道路上に、何かがあったのには気付いた」との証言は出ているが、時間や場所があいまいな情報が多いという。同隊幹部は「地道な捜査で全容を明らかにする」と話している。情報は同隊（０４４・８７７・９９９９）へ。

　◆カーブ連続、事故多発◆

　事件の現場は、ＪＲ山北駅の東２キロ。山すそを通る高架になっており、カーブが連続している。約９キロ先が静岡県境で、地元のタクシー運転手によると、付近は同高速道路でも、事故が多発する場所として知られているという。

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