今回はらS1000RRの左右グリップ交換てす。
普通のバイクなら何でもない作業手間すが、このモデルでは非常にクセのあるカスタムでした。
今回は後輩のM君にこのあたりの解体法をレクチャーしてもらいました。感謝です。
必要なのはトルクスのT10とT12、T15、T50のみです。
私自身、忘れないために備忘録として記します。
前提条件として、グリップは内径25mm が2つ必要になります。
そのため、專用品でない限りは同じグリップが2セット必要になります。
グリップエンドはT50ではずれます。
次にスロットルハウジングの上側を外します。ここはT15です。
スロットルハウジング下側は、スイッチボックスを外すまでは取れません。
次にスイッチボックスの下側ボルトを外します。二ヶ所穴が見えますが、リア側のみです。これでスイッチボックスの下側が外れます。
すると、フロント側にもう一本同じボルトが見えてきます。これもT10てす。外すと上側も外れます。
最後に上側のT12を取り外すと、ようやくスロットルハウジングが取り外せます。
グリップは本来、非分解なので固くスリーブに固定されています。しかし、丁寧に外せば、スリーブだけ再使用できます。
しかし。。。グリップを外そうとカッターを使用したところ。。やってしまいました。。
このパーツ、スリーブだけで供給されていないのはもちろん。ディーラーに問い合わせしたところ、スロットルハウジングまでアッセンブリになって、お値段15,000円。。
そんなものは払っていられないので、これで代用しました。
4mini用ですが、巻き取りは同じ50Φ。
長さはやや短めですが、まあいいでしょう。
一本引き用なので、戻し側の溝だけ加工しました。
そして、戻しは逆の手順で。
スロットルケーブルの調整はツールレスです。
トラブルで一晩越しになってしまいましたが、ようやく完成です。