開演前に流れていたのはアコースティックギターのSgt. Tsugei's Only One Club Band Ⅱでした。節分の3日、TOKYO FMホールで開かれたセンチメンタルシティロマンスのライブへ行ってきました。主催はNPOのSinging Angels。震災で被災した子どもを支援するためのコンサートで「For 3.11 2020」というタイトルがついていました。
センチのライブは初めてでした。1973年に名古屋で結成、以来40年も活動を続けている大人のバンドです。先月のIn My Lifeビートルズナイトで、告井さんが「急に決まったんだよ。昨年秋の横浜以来かな。この先も予定はないよ」と話しておられ、昨年8月に25年ぶりというオリジナルアルバム「やっとかめ」の評判もいいと聞いていたので、見に行きました。「やっとかめ」というのは、名古屋の言葉で、漢字で書くと「八十日目」、80日ぶりだなぁ、つまり久しぶりということです。
アマチュアバンドのオープニングアクトの後、告井さんや細井豊さん、中野督夫さんら5人のメンバーが気負いもなく登場。「久しぶりだね」「旅の途中」「Nonky Tosan」「Natalie」などアルバム「やっとかめ」の収録曲を中心にステージが進みました。告井さんは最初、テレキャスターを弾いていましたが、竹内まりやさんが作った「Natalie」ではペダルスチール、「Sun Sunny Friend」ではジャンベっぽいパーカッションと、忙しく楽器を変えていました。やっとかめにタバスコスライドギターも見せていただきました。途中で、ゲストとして斎藤哲夫さんが登場、昨年、倒れて入院したそうですが、元気に「夜空のロックンローラー」を歌いました。Sgt. Tsugeiのライブで聴いた覚えのある「夏の日の思い出(ダンシング・ミュージック)」から「ハイウェイ・ソング」で終了、アンコールは「風景」「雨はいつか」でした。
さすが結成40年、「メンバーが個別にサポートしてきたアーチストを数え挙げたらきりがない」と紹介されるだけあって、素晴しく楽しいステージでした。特にハモはもう完璧です。「夜空のロックンローラー」や「夏の日の思い出」など3声、4声のハーモニーはすごかった。自然体のステージもキャリアを感じさせてくれました。ホールではなく、酒を飲みながらのライブハウスだったら、もっと気分が和むというか、ノレたのかなという印象でした。うーん、ギターを弾きたくなったぞ。