。このとき,わずかな時間だがローディング画面が表示された。この画面には,本作のマスコット的存在であるPipBoyのイラストが描かれていたほか,右下に,レベルアップまでの経験値を示す(と思われる)バーが確認できた。 さて,外だ。……なんか画面がぼやけているなぁと思っていたら,徐々にはっきりと見えるようになってきた。生まれて初めてお日様の下に立ったわけで,目が慣れていなかったのだろう。外は,核戦争から200年経った世界というだけあって(ちなみにタイトルのFalloutとは,“核爆発で地上に降る放射性粒子”という意味の言葉),実に荒廃している。ただ,映画「マッドマックス」シリーズやマンガ「北斗の拳」の世界観に比べると,核戦争が起きたのが,20世紀ではなく21世紀も後半の2077年ということもあって,もう少し技術的には進んでいるような雰囲気だ。ところがその一方で,PipBoyのタッチやオープニングでラジオから聞こえる音楽など,どこか'50?'60年代を想像させる雰囲気も持っている。“少し前の時代の人々が想像していた未来”という感じで,このあたりは,Falloutシリーズの伝統をきちんと引き継いでいる印象だ。 街は,Oblivionと同様に遠くの景色までよく見えるが,Oblivionでは緑が多く見えたのに対し,Fallout 3では,一面くすんだ色合いだ(これはこれで不思議と美しいのだが)。緑色は,前述したように画面インタフェースとして使われているくらいで,景色としてはほとんど……いや,まったくといっていいほどなかった。 デモプレイでは,タイヤやペットボトルなどが散乱する,もともと舗装道路だったと思われる道を進んでいき,どこかの家の郵便受けからライフルと弾薬を入手。その後しばらくして現れた大型犬並に巨大なアリは,入手したばかりのライフルを3発当てて倒していた。また,水のあるところ(アメリカのマンガなどで,車をぶつけると水がシャーッと吹き出す,消火用の水道や,なんとトイレまで)でHPを回復するシーンも見られた。 ■戦闘システム  筆者は,Oblivionに対して,DQ10 RMT,二つの大きな不満があった。一つは,敵キャラクターの強さ/出現するアイテムの品伽抓欹ぅ洎`キャラクターのレベルに応じて変わること。もう一つは,戦闘が,どちらかというと単調であることだ。 この二つの点に関しては,Bethesda Softworksも認識していたようで,まず前者の仕様に関しては,FF14 RMT,Fallout
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