。でも,大の大人達の心があんなに一つになれるのに,そちらに行けないことが悔しくて,ついつい買ってしまったの。  ちなみに,爆乳プロデューサーの高木氏は,私の友人であるプロレスラー 猪熊裕介(通称熊ちゃん)と小,中,DQ10 RMT,高校の同級生だったらしいのね,ドラゴンクエスト10 RMT。何たる世の中の狭さ。ちなみに熊ちゃんは,試合中にちょっとだけ大きいほうを粗相したことがあるのよ。で,こちらがそのことを語るときに「漏らした」って言うと,語気を荒げて「漏らしたんじゃない! ちびったんじゃ!」と訂正させるほど,熱いハートを持った男なのよ。  だから,高木氏が「爆乳とは概念であって必ずしもサイズを指すものではない!」という荒唐無稽な主張をしていても,私は少しも驚かない。罪を憎んで人を憎まず。彼らが悪いんじゃない。熊ちゃんと高木氏の2人を生んだ岡山という土地の磁場が,彼らにやや摩訶不思議な思考をさせているだけなのね。  そんな高木氏が手掛けた爆乳ハイパーバトル,閃乱カグラ Burstだけども。残念ながら,爆乳の要素を抜いて考えたとしてもアクションゲイムとしてめちゃくちゃ面白いのよ。超爽快なの。一騎当千系のゲイムが好きな人なら,この閃乱カグラも間違いなく好きになれるわよ。爽快感だけで言うと,かなり上位に来るかも。それほど気持ち良いアクション性が突き詰められている。  さっきの話じゃないけど,アクションゲイムにおいて何が面白い要素で何を捨ててもいいのかっていうのがしっかりと取捨選択できている印象ね。「乳」にこだわるあまり,乳を一番生かせるようにアクションまで突き詰めてしまった感じ。「乳」の良さは分からないけど,ここまで「これだろ? おめえらが欲しいのはこれなんだろ?」って作品が押しつけてくる(乳だけに)ゲイムも珍しいわ。  ただ,その押しつけがましさが不快じゃないのが素晴らしいと,本気で思う。乳やアニメ絵や美少女系に興味がなくても,一度手に触れてみる価値のあるゲイムよ。興味がある人は迷わずプレイしたほうがいいんだけど,興味がない人も,逆にプレイしてみてもいいかもしれないわ。こだわりが突き抜けていて,興味なんてなくても押し切られちゃう可能性は大いにあり。是非に。  そんな感じで,不本意ながら爆乳ハイパーバトルが面白かったという今週のゲイムライフでございました。やっぱね,ちょっとでも気になったゲイムは,ヤったほうがいいわね。  私を含めてたいていの人って,ちょっと気になるけどあんまり好きなジャンルじゃないからスルー……なんて判断をしがちだと思うんだけど,さほど興味の無いジャンルのものを実際にヤってみて面白かったら,妙に得した気分になれるわよ
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