これまで2回にわたり紹介してきた,ホビージャパンのカードゲーム。そのゲームシステムがというカードゲームのシステムを元にしていることは,これまでにもお伝えしてきたとおりだ。  「ドミニオン」は2009年にアメリカで発売されて以来,アグ ブーツ,その画期的なゲームシステムで世界中で大ヒットを記録し,ごく狭い市場といわれる日本のボードゲーム市場でも異例の売れ行きとなった名作ゲームである。  全3回の連載「徹底解説:ドミニオンのひみつ」の締めとなる今回は,この「ドミニオン」から「柗届霠庡h」が生まれるに至った経緯について,ホビージャパンの開発陣に聞いてみた。「柗届霠庡h」はもちろんのこと,「ドミニオン」が誕生した背景やシリーズの今後の展開,そしてボードゲームの現状まで,さまざまな話題が飛び出したインタビューをお届けしていこう。 ■関連記事 柗絇rojectとドミニオンの幸福な出会い ホビージャパン商品企画課 難波 尊氏(「柗届霠庡h」担当) :  それでは,本作「柗届霠庡h」が生まれるに至った経緯からお聞きしていきたいと思います。まず名作カードゲームである「ドミニオン」に,「柗絇roject」を組み合わせよう,というアイデアはどこから生まれてきたのでしょうか。 ホビージャパン商品企画課 難波 尊氏(以下,難波氏):  ホビージャパンは,本家「ドミニオン」の日本語版も発売しているのですが,商品企画課で「ドミニオン」にキャラクターコンテンツを載せようという企画が元々あったんです。  そんな折に私が商品企画課に異動になり,最初に取り組むことになったミッションがこれだったんです。まず載せるコンテンツの案をいくつか考えたのですが,その中の1つに柗絇rojectがありました,uggブーツ。私自身,柗絇rojectが大好きだったこともあって,ぜひ柗絇rojectでやりたいと。そこから版権元さんにコンタクトを取りはじめたのが,本作のスタートですね。 ホビージャパンゲーム事業課 会田 孝氏(以下,会田氏):  商品企画課で元々「ドミニオン」が流行っていて,これをうまく商材として扱えないかという話があったんです。ただ弊社では正規の商品として「ドミニオン」を扱っているので,単なるクローンではなく,ちゃんとロイヤリティを払った上でやりたいと考えました。そこで「ドミニオン」の発売元であるリオ?グランデに話を持って行ったのが,去年の今頃(2010年6月)だったかな。 :  リオ
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