2012年11月23日,ドスパラは,同社が運営するPCパーツショップ「ドスパラ」が1992年にスタートした「DOS/Vパラダイス」以来,今年で20周年となることを記念したイベントを開催。ドスパラ 秋葉原本店のイベントスペースにて式典が行われたので,その模様をレポートしよう。

ドスパラ 取締役社長 畑谷浩治氏  式典には,同社取締役社長の畑谷浩治氏が出席。式典の冒頭で畑谷氏は,これまでの20年間を振り返り,「20周年が迎えられたのも,技術革新を行ってきたパートナー企業やそういった技術を活用してきたユーザーの支援によるものだ」と感謝の意を述べ,「昨今の厳しい経済情勢やモバイル市場の拡大が著しい状況だが,これまでと変わらず自作PC市場を盛り上げていきたい」と抱負を語った。

 さらに,インテルの早船淳司氏,NVIDIAの林 憲一氏,日本AMDの稲川公裕氏,日本マイクロソフトの中薗直幸氏らも式典に参列し,これまで自作PC市場を牽引してきたドスパラに対して祝辞を述べた。

マクロスなどで知られるイラストレーターの美樹本晴彦氏から贈られた記念色紙が披露された
今回のイベントでは,ドスパラのイベントではおなじみとなるプリマベーラによるイリュージョンショー(左)や,テクニカルライターの高橋敏也氏と声優の有野いくさんによるトークイベント(右)が行われたほか,当日ドスパラで商品を購入した人を対象に豪華賞品が当たるじゃんけん大会なども実施されていた

1万円を切る7インチサイズのAndroidタブレットが登場
 そのほか式典では,同社製の7インチAndroidタブレット「ドスパラ タブレット」(型番:A071-D15A)が発表されている。注目はその価格で,なんと1万円を切る9980円(税込)。12月の発売予定で,すでに予約受け付けが開始されている。

ドスパラタブレット
 スペックを簡単に紹介しておくと,ドスパラ タブレットは,7インチ,1024×600ドット解像度のIPS液晶パネルを搭載している。OSのバージョンは,Android 4.1(Jelly Bean)だ。
 SoCには,ラスティハーツ RMT,動作クロック最大1,プライドオブソウル RMT.5GHzでデュアルCPUコア仕様の「Amlogic 8726-M6」を採用する。容量8GBの内蔵ストレージを備えるほか,microSDによるストレージの増設も可能だ。
 とにかくコストを掛けずにAndroidタブレットを入手したいという人には,選択肢の1つとなるかもしれない。



●ドスパラ タブレット A071-D15Aの主なスペック

 なお,ドスパラでは,各店舗および通販サイトにて,「ドスパラ20周年記念キャンペーン!」として,自作PCパーツやゲーマー向け「GALLERIA」ブランドのPCなどが特価で販売されているので,そちらもチェックしてみるといいだろう。
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