関西学生アメフトDiv.1  第1節

  神戸大  7―0  近大


   昨年は近大が勝っているこのカード、今年は神戸大がリベンジを果たし勝利しました。とはいっても超ロースコア、紙一重の大接戦でした。昨年のこのカードはパスの応酬で乱打戦のような内容だったので、今年の展開はとても意外でした。前半をなんと0―0で折り返すという展開。

   近大はQBが俊敏でQBランでも前へ進めるラン主体のオフェンス。しかしパスが思うようには決まっていませんでした。決まるのはほぼショートパスのみでミドルやロングはなし。もう少しミドル以上のパスが決まるようになるとランももっと生きてくるでしょうね。

   神戸大はどちらかというとパスでのゲインが大きかったですね。特に後半に入ってから要所でミドルやロングのパスが決まっていました。春はランもよく出ていた印象がありますが、近大ディフェンスも強力で、今回はそれほど出させてもらえなかった印象です。神戸大はオフェンスは結構進むんですが、ファウルが多くて進んでは戻り、進んでは戻りを繰り返していました。神戸大のファウル 9回45ヤード罰退。もう少しファウルをしないように気をつけたほうがいいと思いました。せっかくゲインしてるのにもったいないです。どちらもディフェンスは強力な印象でしたね。


   この試合の前に関大vs京大の試合を観ていて、そして昨日、関学vs同志社の試合を観たのですが、いつも通り関学、立命館が抜けてるのは間違いないんですが、3位以下のチームが今年は特に大混戦だなという印象でした。関大、近大、神戸大、京大、龍谷大、同志社大、この6チームはほとんど差がなく、どっちが勝っても負けてもおかしくない試合ばかりになるなと感じました。今年の3位争いは見応えあって楽しませてもらえそうです。😃