昨年の3月11日の震災から今日でちょうど1年になります。あの信じられない震災からもう1年。なんかあっという間というか、時がたつのは早いです。

3.11震災から1年たって、自分なりに震災後のことについて考えてみた。まず私個人的には被災地に対して何もできていないことに関して、「自分って情けないなあ」って思ってます。私がしていることといえば、東北産のものを買ったり、コンビニのレジの近くにある募金箱にほんの少しの募金をするくらい。ソフトバンクの孫社長なんか、個人で100億円も寄付されていた。ホント自分って力ないなあって痛感してます。今後自分ももっと頑張って、困っている人がいたら少しでも助けてあげられるような人になりたいと思います。

情けない自分のことは棚に上げておいて、3.11震災後、私が感じている事を整理してみました。もちろん私は被災地へ直接行ったことはありませんし、テレビや新聞などのメディアを通しての情報で感じている事です。

私が気になっていることは大きくは2つ。①原発のことと、②復興のことです。

①原発に関しての私の意見は、脱原発を目指し、強力に再生可能(自然)エネルギーへの転換を推進して欲しいと思います。昨日もテレビで池上彰さんがアイスランドの地熱発電の取材をされてましたが、日本もああいった地熱発電などももっと大規模に開発したらいいじゃないかと思いました。

原発は使用済み燃料という核のゴミを生産し続けます。その保管施設、処理施設の運営コストのことまで考えれば、長い目で見れば絶対にコスト高にもなると思います。処理施設の地元対策費などでいくらかかるか分かりません。また既存の原発にしても地元住民の反対運動などで、今までのようには運営出来ないはずです。

前首相の菅さんは明確に脱原発の方針を打ち出してましたが、今の野田首相は何考えてるか分かりません。エネルギー政策に関して政府のリーダーシップが感じられない。政府がもっとはっきりと方針を打ち出して、再生可能エネルギーの強力な推進をして欲しい。原発は今までお世話になりましたが、もういいです。いりません。


②復興に関して、こちらは私は先程も書いたとおり被災地へは直接行ったことがないので、ちょっとイメージが湧かないのですが、テレビ・新聞などの報道で見る限り、①がれきの処理があまり進んでいないのと、②復興庁が被災地からの要望を査定で却下していることが気になりました。

①のがれきに関しては、なかなか他の自治体の受け入れができていないということが問題のようです。放射能汚染とは関係ない地区のがれきに関しては、各自治体には積極的に受け入れて欲しいと思います。
②復興庁は何をしとんねん。査定なんかいらない。被災地にお金を丸投げしろ。被災地の人達は生活がかかってるんや。生活のかかってない中央の役人の出る幕じゃない。査定なんて、はっきりいって復興の邪魔してるだけやん。

以上、3.11震災後1年たって私が漠然と感じていることです。

あらためて3.11震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り致します。そして被災地の方々、大変な環境にあると思いますが、頑張って下さい。東北の復興なくして日本の復活はないと思います。東北の復興に日本全体が一丸となれることを願います。