以前テレビで外国人が、
「日本の電車は間違いなく世界で一番時間に正確だ。アメリカやヨーロッパでも日本ほど正確に時刻表通りに電車は来ない」
と言っていた。

また、「インドなどでは長距離列車が1時間、2時間遅れでやってくることなんてざらにあって、誰も気にしてない」とも言っていた。

電車が1~2時間も遅れてきて誰も気にしてないなんて、どんな感覚やねん!とツッコミを入れたくなります。

関東ではどうか分かりませんが、関西では「JRはよく遅れる」といわれます。確かに私の感覚では1週間に1~2度は4~5分の遅れが発生しているような気がします。

だけど世界の人々からみれば、4~5分の遅れなんて遅れたうちに入らないよということになるんでしょうか。

日本の電車が時間に正確な要因として、もちろん高度な技術力による鉄道システムや優秀なヒューマンオペレーションが前提としてあるのでしょうが、

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駅のホームで必ず見る、この乗車位置表示の存在も時間に正確な電車運行システムの大きな要因になっているようです。

この乗車位置表示があるおかげで、乗客の乗降がスムーズになり定刻どおりの発車が可能になると。

しかし海外ではこの乗車位置表示はほとんど見られず、乗客の乗降に時間がかかり、なかなか定刻どおりに電車を発車させられないとのことでした。

毎日なんとなく目にしていたこの乗車位置表示ですが、意外となくてはならないものだったんですね。