この冬は暖冬で暖かい日が多いのですが

先週は雪も降ってやっと冬らしくなったかなとも思ってはいるのですが。

 

気温は低いのですが日差しが日増しに強くなってきているように感じています。

 

 

小澤征爾さんが亡くなられました。

 

小澤さんの指揮姿を実際に見たのは数回だと思います。

昔、神奈川県民ホールで新日本フィルハーモニー管弦楽団の演奏で

マーラーの交響曲第2番復活を聞いたことがあります。

 

同じ日の演奏かどうか忘れてしまいましたが

やはり新日本フィルとの演奏で、

ラベルのクープランの墓と

アルゲリッチのピアノ独奏でやはりラベルのピアノ協奏曲。

どいう演奏だったかは思い出せないのですが

神奈川県民ホールの後ろの方の席で遠目にもかっこいいなと思いました。

何といっても小澤さんが若かった。

既にボストン交響楽団の指揮者になっていたのではないかと思います。

 

 

それから、2018年12月5日にサントリーホールで

ドイツグラモフォン120周年記念ガラコンサートで

アンネ=ゾフィー・ムターのヴァイオリン独奏でサン・サーンスの

「序奏とロンド・カプリオーソ」を指揮するのを聴きました。

 

 

この時は健康を害してして長い時間を指揮することができなっかったのですが

とても貴重な思い出を残してくれました。

ブログに書かせていただいています。

よろしかったらお読みください。

 

 

 

小澤さんの指揮するCDも持っていますので

あらためて聞き直しをしてみようと思っています。

 

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

さて、昨日2月9日(金)はNHKホールにて

NHK交響楽団第2005回定期公演Cプログラムを聴いてきました。

 

指揮は大植英次さん。

プログラムは

ワーグナー ジークフリートの牧歌

R・シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」

 

大植さんの指揮を聴くのは二度目。

以前、オーケストラはどこか忘れてしまいました。

ドイツのオーケストラだったとは記憶しています。

そこで聴いたベートーヴェンの交響曲第7番の濃密な演奏だったことを覚えています。

 

昨日はN響でしたが

ジークフリートの牧歌の開始で弦楽の首席奏者の四重奏の美しいこと。

オーケストラの達者な演奏技術もあってふくよかな余韻に浸させていただきました。

 

R・シュトラウスの英雄の生涯ですが

N響の奏者の前回モードが凄かったです。

ここ数年で古参の楽員が退職されて若い人に大分入れ替わったのですが

その若い人たちが年数を重ね経験を積まれることによって

アンサンブルの厚みがこの頃さらに増したように感じています。

本当にすごいです。

柔軟性と強靭性を併せ持った稀有なオーケストラになってます。

 

英雄の生涯でのコンサートマスター郷古さんのソロの

なんて素晴らしいこと。

マロさんが隣に座ってましたが

演奏後、にこやかに楽しそうに郷古さんに話しかけられてました。

 

弦の厚みと木管、金管、打楽器、ハープの存在感と

大植さんの濃密な音楽表現が一体となっていたと感じました。

オーケストラの音がやみ、大植さんの手がおろされるまで静寂があり

そのあとの割れんばかりの拍手に集約されていると思います。

 

あと、思ったのは

大植さんの律儀な、それはそれは丁寧な聴衆に対してのお辞儀をする様子と

大植さんの指揮する音楽とが重なるように感じてます。

 

Cプログラムは本演奏の前に室内楽のミニコンサートがあります。

今回はドボルザークの弦楽五重奏曲第2番 ト長調の第1楽章でした。

演奏もよかったですが演奏の前に奏者一人一人のコメントがあって

楽員それぞれのお人柄が垣間見えてこれも楽しみの一つです。

 

 

今日の我が家のワンコです。

 

ウィーリーです。

 

 

寝ていたのを起こして写真をとったのですが

すぐ眠気がきてこのとおり。

 

 

音です。

 

音もウィリーと同じで眠気が。

 

 

うちのワンコは性格は違うのですが

生活がシンクロしています。

 

 

 

今日はこの辺で失礼します。