決断できません | queenの学習記録 法学部甲類編【慶應通信75期秋】

queenの学習記録 法学部甲類編【慶應通信75期秋】

2014年春、慶応通信文学部I類に入学、2019年春に卒業しました。(別ブログに記録)
両親の介護の合間に再び慶應通信で学ぶことにしました。(勉強の合間に介護?)

台風による影響で、危険に晒されておられる方もいらっしゃるでしょう。

最近の台風や地震などは、大きな災害になることが多くなってきて、自然の力は想像を絶するほど大きなものなんだと思うと同時に、自然さえも動かすような人間の力も関係しているのでは?と、恐ろしくなります。


水曜の締め切り1分前にレポートを提出し、翌日木曜日から帰省しております。 

実家に到着したら、まずは家の周りの植え込みの草取りと庭木の剪定。

1ヶ月くらいでバラの枝が1mも伸びています。


汗だくになったので着替えて、夜はいつもの友人たちと夕飯。






いつも話を聞いてくれ、悩みに寄り添ってくれ、癒してくれます。

中学時代は大の仲良しで、毎日3人でキャンディーズの歌を大きな声で歌いながら帰りました。

私はみきちゃん役(笑)

私が主人の転勤で北海道を出てからは、年賀状だけの交流となってしまい、20年ほど疎遠になってしまいましたが、妹の他界を期にまた帰省のたびに会ってくれるようになりました。

こんな友人がいるから頑張れる。

本当に感謝です。


昨日は父の面会に行きましたが、変わり果てた姿に愕然としました。

7月に会った時は、まだ私の書いた筆談用のボードの文字を読んで、大きな声で答えることができていました。

1ヶ月ちょっと経った昨日は、ボードは読んでいるかのように目で文字を追っているものの、無反応です。

手足は動かしますが、無意識のような気もします。

ひ孫の写真を見せると、小さく頷くような仕草もあるので、少しはわかっているのかなぁ…


点滴で生きながらえているのですが、その点滴も外してしまうそうで、頑丈な手袋をはめられています。

それでも手袋であちこち擦り、点滴も外れるし、身体中に擦傷だらけです。

当然骨と皮。

病気がないと、点滴だけで2ヶ月近く生きている。

人間の生命力って凄いんだなと思います。


医師から、重大な決断を迫られています。

でも、決断できません。

今まで通りでなんとかしていただけるようお願いするつもりです。


帰りの切符は手配していません。

今居る施設は、面会に制限がありません。

こちらにいるうちは、毎日会いに行こうと思います。


そうだ、今日は妹のお寺にも行ってこよう。

先月は時間がなくて行けなかったから、妹の好物の大福を供えて謝って来ないと…