先日、ネットで私の祖父のことを検索してみたら、祖父の絵のことが出てきた。
絵についてそのサイトに問い合わせをしてみたら、所有者の方と繋がり、見せてもらうことになった。

車で2時間かけてその絵を観に行って、購入することになった。

わたくし美術館という取り組みがあり、個人が持っている作品を個人美術館として開放している。

私自身は祖父に会ったことはない。
父から祖父の話しを聞いていただけだったが、昭和3年から5年までフランスにいたらしい。ルーブル美術館に通っていろんな画家の作品を模写していたらしい。

その美術館で、私が育った地域の芸術家の話しとなり、私の親友の祖父の話しや友人の祖父の話しをしていたら、私の目の前の彫刻が友人の祖父の作品だった。

不思議な出会いもあるものだ。

結局、絵は間違いなく祖父が描いたもので、その絵を購入した。

作品名は「真鍮皿の鯵」1957年作

この絵を世田谷美術館に届けて、美術館の祖父の収蔵作品に加えてもらう予定だ。