今日も今日とて蒸してますね、何度経験しても慣れない日本の夏

さて、珍しく連日の投稿です
1回書くとやる気になるんだけど1回期間置いちゃうとなかなか手をつける気にならないのは人間の性でしょうか笑

では本日のテーマに参りましょう
「磐田の夏、補強、そして今後」

テーマ自体は非常にザックリしてます、とりあえず一項ずつ紐解いていきましょう


・今夏の補強
そういえば先日このような宣言が出ました
(スポーツ報知より引用)

補強宣言、磐田にしては珍しいですね
現状を打破する狙い、そしてサポーターからの止まらぬ不満の声に
「大丈夫、補強はちゃんとするから」
という形で応える意味合いもあったのでしょう

ではこちらもご覧下さい

https://www.at-s.com/amp/sports/article/shizuoka/jubilo/topics/651569.html


10年連続黒字です

これは興行としては大いに立派なこと、大成功と言っても差し支えないでしょう

10年、つまり09~18シーズンまで黒字であり続けたということ

この10年間色々ありましたね

13年には降格もしました、14年は初のJ2そして昇格失敗


あれ?

おや?

ん?


このクラブ、前回の「J2落ちちゃうじゃんやべぇよリアルガチでやべぇよ(出川)」な状況では黒字だったんですね( ゚д゚)


ここで1つの疑問が出てきます(ここからは憶測でしかないので出来れば真に受けないでください笑)(あと感情的な側面は抜きにしてるのでそこはご了承ください笑)

先ほど、今シーズンのJ1での成績を見て赤字予算を組む予定と記事にはありました
しかし、前回降格したシーズン
この時は17試合終了時は今季の17試合終了時点よりも勝ち点が少なかった状況でしたね(2013年の磐田の年間日程を見て計算してみてください)

そのシーズンは結果的に初めての降格を経験する訳なのですが、経営成績で言えば黒字です
そう、赤字予算は組んでいないんですよね笑

それを受けて私が感じたこと、それは
「果たして今夏のマーケットで本当に赤字予算を組むようなリスクを磐田が取るのだろうか?」
ということです

そう思う根拠としては
・リスクを背負うならそもそも昨季の成績を受けてシーズン前の時点で補強にはお金をかけてたはず、POで国内市場の参入には遅れたけど外国人補強ならなんとか出来たでしょう
・今より危機的な状況(J2降格1年目、自動昇格に向けて巻き返しを図りたかった夏場の時期とか)(史上最も折り返し時点での勝ち点が少なかった2013年とか)にあった時ですら黒字だったんです、そこでもリスクをかけなかったクラブがここで使うとは思えない
・そもそもJ1に何が何でもしがみつくならまず監督にお金かけてたはず

挙げるとしたらこの辺りですかね
そしてこれはもう感覚的なところにはなりますが、クラブからそこまで焦りを感じないんですよね

もちろん監督交代などの動きはありました、しかしそれも成績の好転を狙うというよりも本来ならば昨年末で辞めるつもりだった名波さんを解放する、という意味合いの方が強い気がします

そこはもう一つの項で触れていくので一旦置いときます

さて、今朝このような情報が出ました
https://hypebeast.com/jp/2019/7/shunsuke-nakamura-yokohama-fc-transfer?amp=1

名波さんの元でサッカーがしたい、という選手はうちに多く在籍しているでしょう
そしてその名波さんが辞任、そうなったら彼の元でのプレーを望んだ選手からしたら大義名分を失います

特に俊さん(中村俊輔)は名波さんが監督でなければ獲得は出来なかったでしょう
そして今シーズンは出場機会がそもそも少ない、そして怪我もあった
監督交代を機に新たな環境を求めてもおかしくはありません

そしてここ3年の磐田のストロングポイント
「名波浩の元で中村俊輔と一緒にサッカーが出来る」
もし報道通りに俊さんが移籍したとしましょう、そうなれば上記の目的で磐田に籍を置いていた選手達が出ていく可能性は無いとは言い切れません
それにプラスアルファで、スタメンの固定、ルヴァンの敗退によって控えベンチ外の立ち位置にいる選手達が出場機会を求める可能性はあります

Jはシーズンが冬に終わるので、基本的に契約が夏までって選手は少ないと思います
つまり上であげた条件を満たした選手が移籍したとしましょう、そうなれば確実に移籍金は入ります

移籍金が入ればそれをそのまま補強費に回せる
つまり選手を獲得するにしても、わざわざ赤字予算を組まなくても当初予想されてた予算を出して、入ってきた移籍金と合わせればそれだけで獲得費用を賄えちゃう可能性が高いんです

今夏のマーケットで磐田が草刈り場になる覚悟は出来ています
それが長期政権崩壊時のリスクですからね

今夏でどれだけ出ていくのかor残るのかは分かりませんが、ある程度の入れ替わりはあるでしょう

まとめると、10年間も黒字経営を続けてきた磐田がわざわざ赤字になってまで補強費をかけるとは思えないということです


・磐田の今後
前項でも触れた通り、磐田がクラブとして焦っているようには到底見えないんです
このクラブはカテゴリー関係なく、とにかく安定経営を続けつつ何かが揃う時期が待ってるのではないかと見てます
その"何か"は時間をかけて考えていくとしましょう、おそらくこれといった正解は無いとは思いますが僕の頭で思いついたものを一つ記していきます
今日の昼間、FFの皆さんとTwitter上で色々やり取りしている中で気付いたことがあります

「もしかしたら磐田はアカデミーに力を入れようとしているのでは?」

2017年末、磐田に立派なユース寮が完成しました

https://www.jubilo-iwata.co.jp/blog/detail/14233


そしてこの年だったか翌年だったか、U18がプレミア昇格を果たします


今すごくアカデミーが波に乗っている状態なんですよね


J1で長らく上位に位置し続けているチームは必ずと言っていいほど強いアカデミーを抱えています


先ほど磐田が焦っているようには見えない、と書きましたね


今現在かなり力を入れているアカデミーから毎年トップチーム昇格者が出るサイクルが出来るのを待っているように私は思います


トップチームのスタメンを自前のユース出身の選手が占めるのって本当に凄いことなんですよ

クラブを見て育ってきてる分責任感や愛着が強いですし、最近出来たホームグロウン制度もクリア出来る


僕はかなり偏ったユース重視の思想を持っているのですが(笑)ぶっちゃけスタメンの過半数をアカデミー出身者が占めるのは理想です


ユースだけでなく指導者も自前で出す流れも出来てきていますね

名波さんは、ぶっつけ本番で監督をやったこともあり戦術的にはまだまだなところは多かったです

しかし、結果的にJ1で3年半も指揮することが出来ました

自分でクラブをJ1に上げ、その後酸いも甘いも十二分に経験して来たかなりの英才教育コースだったと思います笑

この経験は今後彼の指導者人生にとって大きな財産になるでしょう


そして先日秀人が監督に就任しました

磐田サポの間で今でも人気の高いあの柳下正明さんを頼り、練習生から入って黄金期を支えるまでのDFに成長し磐田一筋で引退した生粋の磐田の男です


引退後は磐田U15のコーチ、U18のコーチ、そしてU18の監督を経てトップチームのコーチ、ヘッドコーチと順調に登り詰め、いよいよ監督に初挑戦です


ハマれば当然続投、もしハマらなくても彼が今後磐田で指導者として生きていく上で今回の経験が大きな財産になることは間違いありません


選手と指導者を自前で育てる、今ジュビロはまさに「磐田ブランド」を作っている最中なのかもしれません


もちろんこの作業には時間がかかります、しかしうちのクラブは時間をかけられます

・黄金期OBがまだ40代がほとんどで比較的若い陣容であること

・親会社であるヤマハ発動機の安定した資金、そして理解

・10年間黒字を出し続ける無理のない健全経営


こういった要素により、地方クラブが大きくなる上で最初に直面する資金的な問題を既にクリア出来ていることが磐田の強みです


もちろんピッチ上での成績は大事なことです、しかしそれはクラブが興行として末永く続いていく上で安定した経営をしていることが大前提となります、クラブあってこその挑戦です

経営がボロボロでは大きくなれませんし、当然強くもなれません


そこをクリア出来ていると考えると磐田はまだまだクラブとして余裕があります、だからこそ名波さんに約5年間監督としての経験も積ませることが出来ましたし、ユースのインフラ整備にも着手することが出来ました


私はこのクラブを長い目で見ていくことにしました、一箇所だけ切り取ったら分からないことも時間が経つことで点と点が繋がり出して鮮明に絵になります

まあそもそもこの規模のクラブの場合、1回大枚はたいて選手やら監督やら連れてきても強いのはその一瞬だけですからね、付け焼き刃では続きません笑


「ひとつのクラブを見ていく上で面白いところはピッチ上だけではない」

これが今回の記事の趣旨です

長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございました(おそらく次回更新はだいぶ先)