- Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉 (文春文庫)/石田 衣良
- ¥550
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【内容情報】
(「BOOK」データベースより)鉄の結束を誇るGボーイズに異変が生じた。ナンバー2・ヒロトの胸の内に渦巻く、キング・タカシに対するどす黒い疑念。Gボーイズが揺らげば、池袋のパワーバランスも破綻しかねない…。タカシの危機にマコトはどう動くか?史上空前の熱き闘いを描く表題作はじめ4篇を収録した、IWGP第7弾。
【目次】
(「BOOK」データベースより)要町テレフォンマン/詐欺師のヴィーナス/バーン・ダウン・ザ・ハウス/Gボーイズ冬戦争
すでに7冊目。
それなのに面白い、IWGPシリーズ。
なんで、こんなに人気が続くのだろうかと考えたときに、石田衣良さんが、その時々に、リアルタイムの社会問題を取り入れているからだと思う。
今回は振り込め詐欺や放火などである。
振り込め詐欺にしても、放火にしても、ニュースで流れているのは、表面上のことだけである。
被害者はいくら取られたか、捕まった人はどんな人か、誰が死んだか。。。
たまに、被害者や加害者の声明などが聞けたりするが、事件のほんの一部分である。
そう考えるとIWGPではリアルではないにしても、人の感情や事件の背景を知る事が出来る。
そこにこの作品の面白さがわかるし、
次に本物で、同様の事件が起きても、少しはニュースの見方が変えることができる。
小説があまり得意でない人やエンターテイメントとして、本を楽しみたいという人にお薦めです。
読んでいただいてどうもありがとうございます。現在、何位でしょうか。
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