【アメ横の飲食店、7割が外国人経営】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→最年少山梨県教育委員長→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は全国の経営者に寄り添う日々

 

 

 

年末年始の「買い出し」で賑わう光景が有名な「アメ横」。上野駅から御徒町駅まで500mにも及ぶ商店街に約400店舗がひしめき合う。

 

そんなアメ横にある飲食店の内、なんと7割が外国人が経営する店だというこの記事。別に法律に触れる訳でもなし、どなたが経営するのも自由だが、その店に訪れるのは日本人というより外国人観光客が多いのは想像に難くない。

 

コロナ禍で店が閉鎖した後、円安によるインバウンド需要で復活したアメ横で、外国人経営の飲食店が繁盛する。

 

☝️「軒先(のきさき)を貸して母屋(おもや)を盗られる」

 

タクシーの規制緩和で、C国から来た観光客をC国の人が経営するライドシェア会社が運び、C国経営のレストランやお土産屋にお金を落として帰る。(例えが悪くてゴメンナサイ🙏🏻)

 

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先日、大阪の「黒門市場」や「新世界」に行った時もそう思った。もはやその風景は日本の商店街とは言い難く、早くも万国博覧会が始まっているかのようだった(^^;

 

その時々の需要に対応して、店構えも価格も変わるのは商売の基本である。しかし私個人がまたアメ横や黒門市場に行って何か買うか?と聞かれたら「……他で買う」となるはずだ。

 

これらの街や商店街に限らず、(私が存じ上げない)同じ状況が日本各地で広がっているのではないのか?

 

これは横浜の「中華街」や新大久保の「コリアンタウン」など、歴史的にも街の風景として溶け込んでいるエリアとは違い、流行(はや)り廃(すた)りであって欲しいが、これだけ外資が入り込んでくると、もはや以前のような商店街に戻ることは難しいとさえ思う。

 

👤インバウンド需要は爆発的な利益をもたらすが、その反動も破壊的に大きいものになる。世の中のバランスが全ての分野で取られるのは歴史が証明している。それが分からないのは、プレーヤーが交代しているからです。