先日、島根県松江市にあるIT会社で研修講師の仕事を終え、翌日は田舎(山梨)に帰るだけの予定でしたが、「せっかくだから近場をご案内しましょう!」とその社長さんに誘われ、市内観光に連れて行ってもらいました。
出雲大社は有名なので割愛しますが、平成27年に国宝に認定されたばかりの「松山城」の天守閣まで登ってみた。「う〜ん、この前行ったどこかのお城と大して変わらん…(・・;)」 まあお城の作りはどこでも大体同じではある。
その後は、その松江城の周りにあるお堀を遊覧船に乗ってひと回り。橋を通過するたびに8人定員の船の天井が下にスライドして、橋との接触を避けるのだ。これがまたウザいw。
船頭のおじさんのトークも昭和の香りがしてどこか懐かしい。
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(皆さんご想像の通り)観光を満喫した私だがw、翌朝はちょっと寝不足だった。
なぜなら夜知らない番号から着信があり、誰かと思って出てみたら「昔あなたの講演会を聞いて元気をもらった◯◯です」と。東日本の運送屋の社長だったが、私は覚えていなかった(^^;
👤「本当に困った時は連絡してください!」と言われたので、ご迷惑だと思いましたが連絡させてもらいました。
50才・元自◯官、身体や心の限界はレンジャー訓練で承知しているが、そんな自分でも精神的に限界が来ていると_| ̄|○ そうなのだ、そこまで追い込まれるのが経営者というもの。
☝️会社の経営が思わしくなく、税理士に頼んで銀行にリスケ(元本返済の猶予)を頼んだが、3ヶ月も返事を放置され1月末を迎えた。再確認したら「担当が代わったので聞いてない」との返事。このままでは春まで会社が持たない…。悲壮感が漂っていた💧
夜遅かったが一時間くらい話を聞いて、2、3のアドバイスをした上で「とりあえず今夜は寝ましょう!」と元気づけた。私に電話するのも勇気が要ただろうに。話を聞いてくれるだけで救われる人がいる。私もそうだったからよく分かる。継続して相談に乗る約束をして「命綱」を張った。
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そんな中、空港に向かう途中で最後に食べたのは「松江の鯛めし」である。愛媛にある鯛の身を炊き込みご飯にする「松山鯛めし」とも、刺身を卵汁に絡めてご飯にかける「宇和島鯛めし」とも違う独特の鯛めしだ。
卵の黄身と白身、そして鯛のすり身の三色を薬味と共にだし汁でかき込むスタイル。これもまた美味し!そもそも海のある県に(海無し山梨県民が)勝てる訳がない (笑)
自分の過去と重ねて、人の痛みを感じながら食べるありがたいご飯🙏🏻
このご縁がどこに繋がるか分からないが、いつにも増して五臓六腑に沁みましたm(_ _)m