ひと昔前、県の教育委員長を仰せつかりながら、地元の(娘が通う)小学校のPTA会長、からの「学校評議委員」を務めていたことがある。
誤解して欲しくないのは、私がさも教育熱心で、そんなお役をやりたがる(あなたのそばにも必ず居る)田舎のおじさんだと思われることだ。私の持論は『親は無くとも子は育つ』、ご指名を断れなかったためである🙏🏻
当時嫌がる山梨県中のスーパーの「レジ袋を有料化」させたご褒美?で教育委員に選ばれ、教育委員会の会議で文句を言ったら「さすが民間社長!」などと持ち上げられ+疎まれ、地元の小学校の校長から「教育委員長を取り込めば、自分が出世できるぞ」とPTA会長や学校評議委員を受けただけの話。
そして嫌々小学校の会議などに参加すると、
👤何で学校って、これほどまでに「地域・地域」って言うんだろう?地元の住民がそれほど怖いのか?と思うことが多かった。
確かに地域の学校は地元出身の人も多く、親子何代にも渡ってその学校の卒業生というのは珍しくない。
しかし子供達に向かって
「地域の人には元気に挨拶をしましょう!」(声を出せ!)
「目が合ったらこちらからお辞儀をしましょう!」(頭を下げろ)、と言うのはどんなものだろう…?
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地域の人も委員になっている「学校評議会」なるものに出た時、近所の婆さんからこんな意見が出た。
👤「子供たちは皆、大きな声で私たちに挨拶をしてくれてとても気持ちがいい。でも先生たちは挨拶するところを見たことがない。どういうことか?」
別の爺さんからは、
👤「地域に伝わる伝統を次世代に伝えるという方針に賛成する。私は子供たちに竹細工を教えたい。地域の踊りを教えたいという人もいる」
まさにこの記事と同じ「地域に忖度し過ぎ」の状況に違和感を覚え、さすがに温和な私も一言言わせてもらった。
私「ちょっと待てし(甲州弁)!学校の先生は一般人ですよ。なぜすれ違う人たちに挨拶しなきゃならんのですか?」
「それと今の小学生は竹細工も踊りも興味なんかないですよ。地域は余計なお世話をしないで子供たちを見守ってあげればいいんです!」
当然爺さんたちは面白くないので、校長先生が中に入って互いをなだめる。とは言っても私は県の教育委員長様である (笑)考えを曲げる気はない。
私「校長先生、地域の人に過剰な気遣いは不要です。学校の教育方針に従ってやればそれでいいです。地域から苦情が来ても私が不問にしますから」
「地域の皆さん、何か勘違いしてませんか?学校はこうあるべきだ、子供はこう思っているはずだ、全然違いますよ。子供たちが大人に対して忖度してるのが分かりませんか?大人は黙って見てればいいし、子供たちの学ぶ地域環境を良くするのが大人の役目です。竹細工もいいけどさ」
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こうして私は自分の職権と優位的地位を濫用して、理不尽な「地域の声」を封じてやったw。
警察官や消防士が仕事中に制服のままラーメンを食っても、弁当買っても、目の色を変えて騒ぐのはおかしな話である。「公僕」を「下僕」と勘違いしてはいけない。
☝️学校の先生が家庭訪問の途中に、コンビニでトイレ休憩するのはけしからん💢と学校にクレーム (大爆笑)。その頃を思い出した今回のニュースでした。