【広島県 安芸高田市へご訪問】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→最年少山梨県教育委員長→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は全国の経営者に寄り添う日々



今日は商工会向けの講演会で、広島県の安芸高田市(あきたかたし)へお邪魔しました。広島駅から普通列車に乗って一時間。人口2.5万人の小さな市、ちょうど私の住む山梨県韮崎市と同規模であり、商工会員の皆さんの悩みも全く同じ。

・後継者がいない

・コ◯ナが明けても客足が戻らない

・ゼロゼロ融資の返済が始まるが、とても返せない

・借金があるから、会社を閉じたくても出来ない…


☝️日本中どこで聞いても同じ悩みを抱えて袋小路に迷い込んでいる…。

👤そんな中、私を指名してくれたのには理由があるはず。カラ元気でもいいから商工会の会員(中小企業の経営者)の皆さんにエールを届けること。そして辛酸を舐めた倒産社長の身をそこに晒(さら)すことだ。

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安芸高田市と言えば、都市銀行出身である若手の「石丸伸二市長」と、(旧態依然とされる)市議会とのバトルで全国的に有名になった街である。

商工会のメンバーと市長との関係をよく知らない私が、YouTubeやメディアからの情報を鵜呑みにしてはいけないので、先入観は抜きにして話に臨んだ。(ひとつだけ言えたのは、市長の出身銀行が私の会社のメインバンクだったことくらいw)

人口の少ない「商工会」では珍しく、50名もの参加者の前で思いの丈を伝えることができた。おそらく今日も言葉使いは良くなかったと反省する(^^;

終了後の懇親会(立食 : 会費千円)にも参加してとても盛り上がった。次から次へとお悩み相談が始まる。だから私はいつも懇親会では食べられない (笑)

50人の参加者は、商工会の事務局の方を含めみんな気の良い人たちばかり。田舎の人は純粋だ!前回の銀行の「新春記念講演会」とは雰囲気も変わる(笑)



1月の商工会の催しで、会場も市役所の隣りだったので「ちょっとだけでも市長さんが来ないかな?」と期待したが、それは叶わなかったw。

☝️以前アメブロにも書いたが、山梨県のとある町で「このままでは7年後に破綻します!」と財政非常事態宣言した町長がいた。議会や住民とバトルを繰り広げられて全国ニュースにもなった。安芸高田市長はそのニュースを見て会見で「この町は終わってます!」とコメントで一喝した。

もし会えたなら、その山梨の町長(同い年)はあなたの頑張りを見習って、あえてこのことをぶち上げたんだと思いますよ!」と教えてあげるつもりでした(^_−)−☆

 

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