【その時、あなたに差した光は本物か?①ヒト】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→最年少山梨県教育委員長→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は全国の経営者に寄り添う日々



苦しい時、切羽詰まった時、「万事休す」で選択肢も無い時…。人は誰しも窮地に追い込まれ、なす術もない場面にもがくものだ。「ピンチはチャンス!」と念じても、実際にそれが自分に降りかかった時、それは慰めにしかならない。

プライベートの悩みは専門家にお任せするとして、ここでは(同じ立場だった)中小企業経営者として、私がその時々にすがった『希望の光の正体』を4大経営資源とも言われる「ヒト・モノ・カネ・情報」の点から自分なりに振り返ってみたい(全4回)。

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【その① 人(ヒト)】

いくら「他責」ではなく「自責」と分かっていても、規模の小さい中小企業では関わる人の技量がそのまま成績に直結するものである。

社長(経営者)なら、給料に見合わない従業員を切って、会社に貢献してくれる人材が欲しいが、今日明日どうにかなるものではない。

👤そこへ信頼できる知人から連絡が来る…
「とてもいい人材がいる、君の会社にピッタリだ!会ってみる気はないか?」

経歴を見ても立派で、とても自社に来てくれる様な人材ではない。これはチャンスかも知れない。「私の右腕として会社を成長させたい!」って泣かせるねぇ〜からの「採用!」

人との出会いは早からず、遅からず、ちょうどいいタイミングで訪れるもの。本にも書いてあった!

☝️(一年後…)
天から救世主(メシア)が降ってくるはずもなく、「結果が出せないのはアイツ等のせいだ」とプロパー社員の悪口ばかり。ソリが合わなくてやめた若手もいる。高い給料を払ったのに、引っ掻き回して去っていっただけの疫病神だった(><)

身から出たサビ、自業自得、ブーメランが返っただけ、と揶揄される_| ̄|○

人は裏切るのが当たり前?良いのは最初だけ?

夫婦でも親戚でも当たり前に起こるのに、なぜ赤の他人には当てはめないのだろう。家政婦はお喋りだし、今どきSNSの裏アカくらいみんな持つ。「期待した人物が実は…」そんなドラマばかりなのを忘れていた。

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そんなの人を見る目がなかったおまえの自業自得だろ?

👤おっしゃる通り!私も少しは「人を見る目」があると勘違いしていた。光だと思ったその人はただの「蛍光灯」。追い込まれた時に現れる人は、実物の2倍くらい良い人に見えてしまう怪w。

【教訓①】本当の光は足元から差してくる。近くにいる仲間を大切に!

あなた様だけは、決して同じ目に遭いませぬようm(_ _)m

 

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