JP(22) - Sushi Hyakumangoku (2) | vice versa

JP(22) - Sushi Hyakumangoku (2)

蒲田に2泊した後、ニュー山王でブランチしてから習志野の両親宅へ戻り、両親 + 妹 と合流しました。
少し早めの夕食に連れて行ってもらったのは、血馬街道沿いにある「すし百萬石 幸町店」です。

午前中が台風みたいな低気圧が通過するお天気だったので、ちょうど「台風一過」な青空が拡がっていました...。

2月なのにこんだけ明るいということは「病院食」なみに早い時間なのですが... 日曜とあって、混んでいました。

この日も僕が顔見知りのすし職人さんがいなくて残念。

・・・で、ちょっとスシに辟易してきた感もあって、思わずこの恐ろしくアンバランスな商品を注文。

この天丼... フタで支えなくちゃ載りきれないほどの天麩羅が盛り上げてあります。しかも、まさかの700円!?(税別)
以前我が家のパパさんかママさんが食べてましたが、食べきれずにパッカン容器で持ち帰ってたし。

さらに、いつも無条件で連れてきてもらえるけど、世間様の評判を口コミサイトで調べたら、一番人気が、これ。

う~ん...サーモンとアボカド。しかもマヨラー向けな味付けみたい。でも、ものは試しに一番人気にあやかってみます。なお「青魚づくし」はダメ、ゼッタイ。我が家系で唯一の蕁麻疹が出る魚が混じっていそうで怖いです。

コーラを頼むと家族から[ああ、こいつはアメリカ人になってしまった... ]という視線を浴びるので、あがりで我慢。こういう場でなぜかアルコールを飲まないのが安上がりな我が家。ただし母と妹は、ホントはうわばみ... (大汗)

ターコイズな色をしていて貫入の入っているという、怪しい湯呑み。(苦笑)

で、メインディッシュの『具が大盛りな天丼』が出来るのを待つ間にも握ってもらって、少しつまみました...。

「中トロだけど、そんなトロっぽくない組織を」って頼んだらこれ。なぜ素直に赤身にしない!?と避難を浴びました。その後また「大トロで売ってもお客さんは怒らないほど」のトロトロも比較で食べた。米国では愉しめない遊び。

甘いタレも味わいたいから・・・

穴子です。たれが塗りすぎてないく、いい感じ。これが我が父の注文だと、タレが数倍多くなる二世代の馬鹿舌。w
しかも、板さんたちは父の好みについて情報交換してあるらしく、特に指定しなくてもタレだらけの穴子が...www

そして、キマした。天国へ逝っちゃう丼、じゃなくて、天下一品丼です。フタがささってるから案外コメは少ない。

かき揚げだけあればお食事が成立しそうに具が多い...。で、結局少しだけ「お持ち帰り」になりました。(汗)

いろいろ食べたせいもあるけど、この大量の液体がいけなかったんだと思います。

椀はこんな柄でした。

フタをあけると、浅蜊のおみおつけ。

ああ、ネギが白い! 関東に帰ってきた!! が、最初の感動。(笑) そんで、浅蜊の砂抜きが結構上出来で感心。
(潮干狩りの本場で生まれ育ち、祖母から砂抜き法も伝授されているので、砂抜きの出来には厳しい私w)

そんで、サーモンアボカド巻きも来て・・・うっかり全体像の写真撮る前にかなり食べちゃった。(汗)

ここがサイドカット部分。甘いタレがマヨラーな皆様をウキウキにしてくれるのでしょう。僕には普通においしい。

そして、鮨屋にきたなら、ほ・た・て♪

前回のように3かん出来ちゃうオバケホタテ総裁ではなく、普通にバタフライカット(鮨でもこう呼んでいいのか?)

妹は仕上げに入りました。その「これで私は〆」の合図の一品を撮影させてもらいました...。

将軍穴子というアイテム。どうせならシャリ抜いちゃってもいいのに。でもそしたら単なる穴子の照り焼き?(笑)

このところ、帰省すると百萬石さんに2回は寄って帰る。というのがパターン化しています。

次回の帰省時にはぜひ「蒲田のミシュラン2つ星もち鮨店」に予約が入ればいいですが...。無理かなぁ。ものは試しに、J.P. Morgan Chase のコンシェルジェに予約を挑戦させたら、撃沈しました。代わりに「すきやばしJ郎」ならミシュラン3つ星ですよ♪って勧めるので、あのSM鮨には精神的トラウマがあるから、もういい。っておしまいに。

このお値段でこの品質、なおかつ顔見知りの板さんがいる店なら、ミシュラン星なんかいらないもんね。
(と書きつつも「はちゅね鮨」という、青緑の長髪で合成音声のシェフが握る鮨(爆)を食べてみたい私でした)