「異教まみれのキリスト教?」という本を取り寄せました。キリスト教系の出版社から出ているクリスチャンによる本です。そうか、キリスト教からもこんな本が出る時代になったのか、どれどれ、と思い注文したのですが・・・

・教会堂・礼拝の形式・説教・牧師の存在・十一献金・洗礼・聖餐式・など色々な項目について、その起源は、ギリシャ、ローマ帝国、古代イスラエルなどから影響を受けていて、実は聖書的では必ずしも無い、と言う視点で述べられています。もちろん2000年の歴史の中で、色々な価値観を持ったキリスト教徒によって多様にに形作られてきたからこそ、色々な論争があり、分裂があったからこそ色々な宗派が出現してきたのは当然であります。その中には異教からの影響も多々あるであろう事は言うまでもありません。しかしながらこのような形で問題提起されないと、異教の要素が盛りだくさん、などと言うことは気がつかないのは当然であります。その意味では画期的な本である事は否めません。ただ、クリスマスのことについて書かれていて当然と思って本書を開くと、完全にはぐらかされます。なんと、全く、一行でさえも!クリスマスについての言及がないのであります。クリスマスこそ異教まみれの代表と言って良いものなのに。いやいや、だからこそ何も触れられないのです。クリスマスについてそんなことを語ったらキリスト教の闇に触れてしまいますから。所詮キリスト教徒による本です、なんて言ってはいけませんね。これだけ異教の要素を露わにしてくれて感謝しなくてはなりません。

 フィリピンのイグレシア ニ゙ クリスト、という教派はクリスマスを祝わないそうです。なぜなら聖書に書かれていないから。明快ですね。エホバの証人もそうであるようです。本家キリスト教はそんな教派を異端と呼びます。なにをかいわんや、であります。