130306.wed.

岡村桂三郎さんの新作を見に、
銀座のコバヤシ画廊へ。




迎えてくれたのは、巨大な顔・顔・顔。
これまでのモチーフであった
龍や象といった神獣とは打って変わっての作品に
一瞬たじろぐが、次第にどこか寺院の中に
いるような気分に。
計算された板の重なりに感動すら覚える。

塗り込められた(実際には削っているのだが)
黒い眼から感情は読み取れない。
のけぞった顔のわずかに開いた口は
何かを言おうとしているのか。
空中を飛ぶ小さな頭部たちの表情もさまざまだ。

小一時間ほど、小林さんとスタッフ嬢と
あれこれ感想を話す。
昨年3か月間、東南アジアを旅して得たことが
今回の新作にかなり出ているのだそう。
瞳が無になったこと、
モディリアーニもそうだとか、
人間なの仏様なのか、
吸い込まれるような魅力があること、
十一面観世音菩薩の面が宙を飛んで
あの大作になったのかしら、などなど
想像は尽きない。

岡村氏の制作課程は独特だが、
土台を作るまでがいちばん手間がかかる。
焼いて塗って彫って描いて・・・
重労働の作業を考えると、気が遠くなる。



奥の小作品もまた魅力的。
口から蛇を吐いている「夜叉」から
目が離せません。
・・・欲しいなあ。

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