送友人

 

 

李白

 

青山橫北郭

白水遶東城

此地一為別

孤蓬万里征

浮雲遊子意

落日故人情

揮手自茲去

蕭蕭班馬鳴

 

五言律詩(5語を1句として全部で8句となる詩型)です。

五言律詩とは漢詩の形式の一つで、1句に5語、全部で8句40語になる詩形の漢詩です。

 

 解釈

 

 

青山(せいざん)北郭(ほっかく)に橫たわり

白水(はくすい)東城を遶(めぐ)る

此の地一たび別れを為(な)し

孤蓬(こほう)万里(ばんり)に征(ゆ)く

浮雲(ふうん)遊子(ゆうし)の意

落日故人の情

手を揮(ふ)って茲(ここ)自(よ)り去れば

蕭蕭(しょうしょう)として班馬(はんば)鳴く

 

 

 『送友人』の現代語訳

 

青い山は城壁の北側に横たわり

白く流れる川は町の東側を巡っている

この地をひとたび離れれば

風に転がるヨモギのように遥かかなたまで行ってしまう

空に浮かぶ白い雲は旅立つ君の心

真っ赤な落陽は親友である私の心

手を振ってここで別れると

君を乗せて離れていく馬さえ寂しげにいななく