朝5時。冬のこの時間の空は、まだ真っ暗だ。
生きる意味が分からず、悩んでいるうちに、また朝が来た。
もう、何度目だろうか、こんな朝を迎えるのは。
辛いことがあったわけではない、ただ、分からないのだ。なぜ生きているのか。
死にたいわけではない、ただ、なくなりたいと思うのだ。初めから何もなかったかのように。
もしも、このまま感情が消えてしまったら、どーなるのだろうかと想像する。
昨日食べた、自作の卵スープは間違いなく美味しかった。見たテレビが面白くて笑った。冷えた体を温めてくれるコタツを愛おしく思った。
そして、その時こう思ったことを…
我ながら作った料理が美味しくて嬉しい、馬鹿なことをして本気で人を笑わせる人をみて素敵だと。
思えなくなってしまうのか…
そうはなりたくない。こう思えることが、これがまた1つの「幸せ」だとするならば、また、明日も同じような全く違う1日を過ごそう。
いつか、本当に「幸せだ」と思える日が来るまで。