4.3点/5点
熱狂と興奮に包まれたレビューが席巻する中、私は一抹の不安を抱いて、劇場に向かった。「1」がMCUの中で一番ハマれなかったからだ。一番好きなのは「キャプテン・アメリカ」シリーズ。私は架空の中にもリアリティが感じられる人間ドラマが好きで、この作品のスペースオペラ感にリアルさを感じれず「1」はもう一歩楽しめなかった。でも「2」は比較しても遥かに楽しめた。
それは壮大なスペースアクション、キャラクターの魅力爆発、そしてファミリー感の増幅の果ての予測し得ないまさかの感動で涙。ジェームズ・ガン監督が紡ぎ出した世界は、音楽を隅から隅まで充満させて、理屈を超えたグルーブ感で観た人の心の奥底から沸き上がるエモーションと細胞までをも活性化するような身体感覚(理屈を超えたフィーリング感)を呼び起こす。そんな右脳的センスに優れている監督なのでは無いかと思った。だから、5点満点とか4.5点以上の方々はきっとそれを身体中で受け止めたんだと思う。私はかなり理屈っぽいタイプだから、やや観念で解釈しちゃうんだよね。
ということで、私にとって楽しめたポイントをランキングで表そうと思う。
1. ベビー・グルートの超絶的な可愛さ&オープニングの戦闘そっちのけダンス&盗み間違いの小ボケ連発。その存在が最高。潤んだ瞳も表情豊でほんと愛くるしい!昨日、ワイスピで観たヴィン・ディーゼルの声色と重ならないのだけど笑、アフレコシーン観てみたいな。
2. ヨンドゥの男気。口笛で操る空飛ぶ矢の無双状態の凄さ!メリーポピンズオマージュ笑 そしてクライマックスの彼の覚悟とクイルへの本当の想い、ラベンジャーズの仲間のあのエール!あれは心にじ~んと来た。え~と、あなた、確かウォーキングデッドの横暴キャラ、メルル役の方ですよね 笑
3. ドラックスの大らかなガハガハ笑いに癒される。哀しいことがあっても、あんな風に笑って生きていきたいと思った笑 マンティスとの不細工やり取りも笑ってしまう、、無邪気だから失言も許せるという。
4. 80年代チューンと大規模バトルとキャラクターの心情がいい感じにグルーブしてる。今回は特に切ない系や緩い系の曲が妙にハマって、情感アップ。音楽の力って凄いな。
5. ロケットの毒舌マシンガントークはブラッドリー・クーパーの声とハマっていいし、俊敏な攻撃もカッコいい。そしてティザーフェイスいじり笑
6. クイルとエゴの家族・人間・宇宙とまさしく自我(エゴ)と宇宙の成否の観念トーク。なかなか深くて面白かった。
7. エゴ役のカート・ラッセルのハマりっぷり。え~と、昨日もワイスピでお見掛けしたんですけど、ここに来て名優の遊びっぷりが突き抜けていて、カッコいいおっさん!
8. ガモーラとネビュラの命懸けの姉妹喧嘩。ネビュラの瞳が可愛いんだよな。
9. ガモーラ役のゾーイ・サルダナの「アバター」「スタートレック」本作、もう宇宙に住んでるとしか思えない笑 地球で普通の役ってありましったっけ?
10. マンティスのエンパシー能力の発揮。クイルのガモーラへの性愛が露わになってよかった笑
11. アイーシャ金色女王。金色の美人っていいよね笑 エリザベス・デビッキは「華麗なるギャツビー」から注目していたけど、洗練された美しさがぴたりとハマってる。
12. で、やっぱり、ヨンドゥの師匠筋に彼が登場するのも驚きと共に味わい深い。「クリフハンガー」でヨンドゥ役のマイケル・ルーカ―との共演が懐かしい。
2日連続でワイスピからの本作を観て、重なっているキャストもいて、しかも、テーマは家族愛。
やっぱり疑似ファミリーの絆の強さが私たち全世界のファンを巻き込んでいることは間違いない。自分の家族だけじゃない。友人もコミュニティーも、広い意味で自分のファミリーと思えるような大きな心が人生をより楽しめる秘訣なのかもしれない。そんなことをこの2作から感じてしまった。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」がマーベルユニバースの人気筆頭に躍り出た今、果たしてどうアベンジャーズと融合するのか、宇宙全体に風呂敷を広げ切った先に、荒唐無稽になり過ぎず、あるリアリズムを持って、地球と絡んで欲しい(本作の地球シーンに一抹の不安を覚えたが)と心から願ったが、それは杞憂に終わるほどマーベルユニバースは素晴らしい!
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