すでに狂気の時代がきている。
から始まり、
8月18日の政変、禁門の変、四ヶ国艦隊との戦闘、長州征伐と
まさに”崩れゆく長州”
からの、四境戦争(第二次長州征伐)の長州勝利、石州口の始末で終わる
熱い巻でした。
いろいろシンクロも
新参者の蔵六さんが山口で活躍できるように桂小五郎が腐心するくだりは、新幹線で新山口を通過する辺りでした。
四境戦争芸州口のくだりは、長浜から帰る山陽本線でちょうど大竹→岩国の車中でした。
また、「大奥」のお陰で徳川方にも思いを馳せつつ。。。
今回読み直して印象強かったのが、単に長州が勝ったというのではなくて、非武士主体の軍が勝ったという革命戦であったこと。戊辰戦争前のここからそうであったのでした。