「ジェノサイド」からなんと11年にして高野和明さんの新作!
しかも舞台は1993~1994年の下北沢駅近くの踏切、
まさしく私が通っていた時と場所!
とのことで知って直ぐに買って一気読みでした!
(「ジェノサイド」もまた読み返すと思って持ったままです)
冒頭の人身事故を気にしながらの小田急の運転のドキドキの描写、
(その踏切から世田谷代田駅を臨むカーブは踏切がいつ開くか見定めるのに良く見ていました)
安っぽそうなオカルト話から重厚な展開、
さすがの高野和明作品でした
小田急が地下化になってすっかり姿が変わったとのことで、いつか行ってみたいと思っている所です。この作品のお陰でまたちょっと違った見方もできそうです