今年前半の公開映画がレンタル・配信開始になってます
まずは「峠」。
コロナ禍で公開延期になってなければ、長岡藩主牧野氏
発祥の地である豊川・牛久保のコロナワールド
(「シン・エヴァ」を観た所)で観るつもりでした。
結局、岩国の自宅で。
(思い入れが強いこともあって、ネガティブ感想多めになります)
制作者の描きたかったことと私の嗜好が合わなかったのか
内容は小千谷会談~北越戦争~河合継之助の最期。
しかし、小千谷会談が始まるのが開始40分後
継之助の人となり、良き家庭人としての一面をしっかり
描きたかったのでしょうが・・・
その割には、人物の字幕なしもあって誰が誰やら。
原作を2度も読んだ私でさえ榎木孝明さんの役が誰だったのか
分からず仕舞い。
読んでない人は佐々木蔵之介さんの小山良運さんが
どんな人物なのか分からなかったのではなどなど
北越戦争の八丁沖の戦いもあっさり。
「峠」読んでいて一番苦しくなる所です。
あと、西軍の軍服が第二次大戦中の日本陸軍みたいだった
のも違和感
(最新の時代考証なのだろうか?)
でもでも、こうして名優による映像作品にすることによって
広く知られるきっかけになるし、
役所広司さん、松たか子さん、吉岡秀隆さん(この配役は)
良かったです
そんな吉岡秀隆さんの憎々しい岩村精一郎に頭に来た人は
こちら↓をどうぞ。
西田敏行さん(山県有朋役)が一喝してくれますw
(しかしやっぱり「花神」は決定版ですね。
北越戦争のくだりはまた全部観てしまいました)