NHKが作る戦中・戦後ドラマは名作が多く、

 

・「憲法はまだか」(ジェームス三木・作、津川雅彦、江守徹主演でこれも観たかっけけどオンデマンドにもなししょぼん

「東京裁判」

等々浮かんできます。

 

この作品も放送当時から知ってましたが、いかんせん重い。

渡辺謙さんが主演なので名作間違いないんだけど、やっぱり重く動けずでした。

 

(事実を元にしたフィクションです)

 

放送から10年となる今年、マッカーサー役がデヴィッド・モースと教えてもらって重さに打ち勝てました。

 

吉田茂の物語ですが、その盟友とも言えるマッカーサーの物語も厚く語られます。

上の第1回のシーンのように、渡辺謙さんの迫力をがっぷり受け止め、時には同等の迫力で押し返し、時にはモース氏独特の慈愛に満ちた表情を見せ、と見応え十分でした。

これからは、これがデヴィッド・モースの代表作と言います。

ほぼ日本でしか観られない作品に出演してもらったことにも感謝です。

 

間違いのない名作でした。

いくら重くても、折に触れ、戦中、戦後のご苦労は偲ばねばなりませんね。