参りました!!そう来ましたか!!
ブロ友さんに”びっくり”とは聞いてましたが予想のはるか上を行きました
初読み城山真一さん「看守の流儀」
内容は、帯の裏を拝借すると、
「火石マジック」と称される敏腕刑務官・火石司と、五つの難題
刑務所で起こる難題、ということで重い感じもありますが、読後感は最高です
(刑務所舞台の作品が続いたのは偶然です)
以下、決定的なネタバレは書きませんが内容に触れますので、未読の方は見ないことをお薦めします。
火石刑務官は各話あまり登場せず最後に決定的な仕事=マジックをする役回り。
第4話まで来て、
『確かにひねりの利いたいい話』とは思いましたが、
帯であの横山秀夫さんがそこまで言う程では・・・
第5話中頃
覚悟しろ、牛切貢
で、『あーやられた』と思い、第5話を始めから読み返しましたが、直ぐにこれはシャーロック・ホームズの「恐怖の谷」(白文字で伏せます)と同じだなと思いました。
『やっぱり帯は売り文句だから・・・』などと思いながら読み進めた残り半分で!!!
冒頭の感想へ、となった訳です。
横山秀夫さんがこう言うだけのことはありました。
そして、第1話からHTさんの描写、セリフを全部読み返したのは言うまでもありません。
ちゃんとチラホラ伏線が
これだけの”マジック”はそうそうできないですが、続編はこの上を行くとも言われています。
これは続けて!と思ってましたが、急遽1350年前に行きます!!