気になっていた伊与原新さん、読書先輩の導きで手に取りました!予想以上に私好みでした音譜音譜

 

伊与原さんは地球惑星物理学という理系の花形分野の元研究者。私ももっと頭が良ければ天文学とか宇宙論とかやりたかったので憧れと尊敬です。

 

また、ほぼ同年代の関西人であるし、東大大学院修了ということで私の知り合い(化学ですが)と同時期に東大に居たのかと思うと親近感もあります。

 

その専門含めた科学ネタとミステリアスなちょっといい話、登場人物のいい距離感に余韻、琴線掻き鳴らされました(笑)

 

6編からなる短編集。

甲乙つけがたいですが、強いて挙げるなら「星六花」と「エイリアンの食堂」が特に良かったです。

 

6編とも忘れたくないので、1編ずつ科学分野とその蘊蓄を書き留めながら感想を書きます。

(内容に触れます)

 

 

「月まで三キロ」

分野:天文学(月のでき方からなぜ同じ面が地球に向いているのかなど)

 

元地学教師のタクシー運転手と独立が上手くいかなくなった乗客。浜松で折角おいしいうなぎを食べたのに・・・から始まります。

 

これがいきなり私の体験とダブりました(深刻な話ではないですにひひ

 

2015年の浜松巡り、地元の方に車でいろいろ案内してもらいました。浜松城からの帰り『美味しいバームクーヘン屋さんに行こう!』とのことで治一郎に連れて行ってもらいました。

もう夕方だったので晩飯替わりにしようと、美味しいバームクーヘンをガッツリ食べてお腹いっぱい。

しかしその後地元ならではの美味しいうなぎ屋さんにも連れて行ってくれたのです。

完食できなかったし味も良く分からなかったのでした。

更にその後は、浜名湖北岸の星空が綺麗に見えるみかん畑へ。

月が出てたかどうかは覚えてないです汗

 

戻って、

更にこの先は、建武中興十五社の1つ井伊谷宮に「シン・エヴァンゲリオン」のモデルになった天竜二俣駅にと、いつか巡りたい所なのでした。

月も・・・にひひ

 

長くなったので、残り5編は別記事で。