あの大人気「24」でさえ自分にはイマイチでした。
その後これも大人気「プリズンブレイク」を見てみましたが3話辺りで脱落
なのでアメリカの連続ドラマはもう合わないものだと思っていた所で、『パンデミック&ミリタリーで展開も速い!』とお薦めしてもらったのが「ザ・ラストシップ」でした
アメリカ海軍駆逐艦が極秘任務で北極海に行っている内に世界は致死率の高いウィルス感染症で壊滅的に・・・というお話。
(メインビジュアルの背景は何故か駆逐艦ではなく戦艦。しかも第二次大戦期のものか)
考えてみれば、ある意味密室となる艦船モノは面白いのです。
「沈黙の艦隊」、「亡国のイージス」、「沈黙の戦艦」、「ファイナルカウントダウン」、刑事コロンボ「歌声の消えた海」などなど思い浮かんできます。
本作は近代駆逐艦の性能をしっかり出した海戦もあり、確かにミリタリー好き向けです
そして、ウィルス感染症。
2014年の作品ですが、この2年いやが上にも知らされたことがしっかり描かれていました。
・豪華客船の惨劇
・ウィルスの種類を「株」と呼ぶ
・ワクチンは冷やさないといけない
・ワクチンの副反応
・アセトアミノフェン
・競技場での大規模接種(?)
・マスクする・しない
・・・
展開の速さは想像以上でした。
余計なサイドストーリー全くなし
本筋でも例えば銃撃戦で、『ここで仲間がピンチなって誰かのヒーロー的な働きで・・・』と無意識に想像していたら、あっさり終了し次へ
テレビシリーズなので知ってる役者さんは居なさそうでしたが、皆いい面構えにいい雰囲気で直ぐに好きになりました
ただ1人、副長がどこかで・・・
途中だとネタバレに会いそうなので、我慢して最後まで観てから調べると「インデペンデンス・デイ」で宇宙船に立てた空き缶を見事撃ち抜いた将校でした
どうりで軍服姿、銃の構えがサマになっていた訳です。アダム・ボールドウィンという役者さんでした
更に、こういうお話でお約束の『途中参加のアウトローが決定的な役割を果たす』人物。
途中から『ガンダムのスレッガーやな』と大好きになってました。
その吹き替えが安原義人さんだったのです
その人物の最後の格好いいシーンをもう一度観てしまいました
途中ある所に監禁された時には、『「アルカトラズからの脱出」のよにするにはダミーが必要だ』というようなセリフも。
たっぷり私の琴線をかき鳴らしてくれました
最後のシーズン5のネタバレが目に入ってしまいましたが、もう少しの第6波巣籠り中に観て行こうと思います