いや~探しました。
映像作品を観るのに最後の砦にしている某ネットDVDレンタルでもなぜか総集編3話の内2話しかなく、別の所で漸く見つけました
これは単に面白かっただけでなく脚本家の凄さを初めて認識した作品でした。
『徳川吉宗が主役の大河ドラマ』と聞いた時に、『合戦も政変もない時代が大河にできるのか?原作ないし。暴れん坊将軍でフィクションのイメージが定着してしまってるし』と思い全然期待しませんでした。
蓋を開けてみたら、めちゃくちゃ面白かった訳です。
藩主~将軍後継争いから、経済政策の良否まで。
いろいろ暗躍があったり、赤穂事件が思わぬ影響があったりは総集編ではカットされてました。残念!
思わぬ出演者は、阿部寛さんと香川照之さん。
阿部さんは当時大河初出演と良く言われてました。
堂々として見えて末楽しみと思った記憶があります。
一方香川さんが出てたのは全く知りませんでした。
総集編では台詞は最後に一言あっただけでした。
あとは小栗旬さんが子役で出ていたようですが気付かなかったのか、総集編ではカットされたのか。
やっぱり、いつか全話観ないといけません。
(来年小栗旬さんつながりでBS日曜枠で再放送してくれんかなあ)
あと、オープニングの屏風絵、襖絵が動くのもオシャレだったのを書いておかねばなりません。見返り美人が見返ったり
そして、私の長年の歴史の謎が1つ分かったような気がします。
”幕末、なぜ尾張徳川家は早々に倒幕側に付いたのか”
御三家筆頭でありながら結局将軍を出すことがなかった尾張家。
6代からチャレンジ失敗続き、
8代吉宗との対立を経て、
最後には一橋家とはいえ水戸系までもが将軍になったのが決定的となり、
助けるべき本家ではなく、倒すべきライバルだったのかも知れません。