平日に京都に行ける日が来ました!
昨年来ハマっている「太平記」にまつわる場所と、京都にお詳しいブロガーさん達の記事を読んで行きたくなっていた場所を可能な限り巡ってみました。
西から回ることにしたのもありますが、一番行きたかった所からです。
第二代将軍足利義詮公とその敵方でもあった小楠公こと楠木正行公の菩提所である宝筐院。
拝観料を払い、御朱帳(もちろん湊川神社のです)をお渡しして、自分で小さな木戸を開けて庭へ入ります。
もうそこから雰囲気が格別でした。
木戸をくぐると、小径と庭。
この日は春爛漫。嵐山周辺はなかなかの賑わいでしたが、ここはひっそり。
独り占めでした。
右にあるお堂から。枝垂桜が満開の美しさ。
ブログ記事で教えて頂いた椿の美しさ。
散り始めてましたが、この後の行く先々でも注目でした。
小径の突き当りに、義詮公墓所と正行公首塚。
かつての敵同士がここまでぴったりと仲良く並んでいることがあるでしょうか!驚き、感動しました。
枝垂桜越しにアップ。
二引両と菊水紋も”仲良く”並んでいます。
先に正行公が葬られ、後に義詮公がその傍らに自分を葬るように頼んだとのこと。
「ダメな二代目」として描かれますが、全然そんなことはなかったのだと思います。
日本の歴史の象徴的な場所であり、
隠れた紅葉の名所でもある宝筐院。またいつか秋に。
御朱印は、先の湊川神社と後の天龍寺(後醍醐天皇菩提寺)と並べて