凪良ゆうさん、2作目。一気読みしてしまいました。
”再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は・・・”
の紹介文からは全く想像もできませんでした。
しかも、「美しい庭」より更に”普通でない”シチュエーション。
でも、やっぱり、自然でドンドン読み進めたくなり、あちこちで優しく心に刺さって来る。
「美しい庭」の統理も今作の文も、自分と共通する部分があるのかどうか分からないまま、何故だか共感し応援したくなる。
読後はしばらく、目も耳も閉じてこの世界観に浸っていたくなりました。
1つだけ書き写し。
ひとりのほうがずっと楽に生きられる。それでも、やっぱりひとりは怖い。神さまはわたしたちをどうしてこんなふうに作ったんだろう。
改めて装丁のアイスクリームが感慨深い。。。