ある日の朝、その最新刊の書評で初めて知って気になり始めたら、わずか数分の内に別の作品にバッタリ
これは『凪良ゆうさんを読め』というお告げだと思い早速
孤児、ジェンダー、独身、鬱と正直敬遠気味のテーマが、何と自然で、美しく描かれていることか。それでいて、それぞれのテーマはしっかり伝わって来ました。
心にやさしく刺さる一節がいっぱいありました。
書き残しておきたく、選びに選んで2つだけ。
根本的な解決にはなっていないけれど、生きていく中でなにかが根っこから解決するなんて滅多にない。
人の心のうちなんてわからない。けれど、それでも、今かすかに触れたかもしれないと思える瞬間、それがあれば充分だと思える。
漢字と平仮名のバランス。文章のリズム。上手いですよね。
あと、「めぞん一刻」の響子さんに例える件が琴線に触れたことも記しておきます
あーあと、桃子さんも結構好きなタイプです
ということで、お告げは正しかったです。
続けて、本屋大賞受賞作へ行きます