念願の秋の京都
紅葉にはちょっと早いですが、仕事、コロナ流行、混雑具合諸々の都合で『ここしかない!』と行って来ました
行くとなったら行きたい所満載でめっちゃ悩みましたが、大きく北西から南東へ縦断するルートにしてみました。
まずは、嵐山の福田美術館
JR嵯峨嵐山から徒歩。
天龍寺は泣く泣く素通り。雰囲気だけw
朝から嵐山周辺はなかなかの賑わいでした。
渡月橋のちょっと手前をちょっと入ったら一気に閑静な感じで、そこにありました。
植木がいい色でした
これが期待以上の私好みのいい展覧会でした。
速水御舟、上村松園らの日本画の名作いっぱい
幕末~昭和ですから、動乱、戦争いろんな悲運があったようです。それを乗り越え素晴らしい作品を残してくれたと思うとより感動です。
しかし、電車事故が多かったことには驚きました。
そして、尊敬してやまない渡辺崋山の作品がいっぱい
全くあるとは思ってなかったのもあり、大感激でした。
酔った勢いで書いた山水画、南画風等、タイプの異なる作品が並べられてました。天才
”悲運”にこれ以上相応しい人はいないですし。
これを企画した方に大感謝です。
一つ残念だったのが、速水御舟の「露潤」は後期とのことで観られなかったこと
一番好きな絵と言っていい「炎舞」と似たような構図でありながら、対照的な明るさが面白いのです。
パンフレットより
これは、後期にまた行くしかないか
そんな朝からの大興奮を冷ましつつ、この先のための休息を館内のカフェで。
渡月橋が良く見え、いい眺めでした。
とっても良い美術館でした。
後期に来れるかどうかは分かりませんが、折に触れて訪れたい所となりました