末期がんを告知するか否か、だけではない秀作でした
大国へと発展した現代中国社会の側面がもう一つのテーマなのだと思いました。
優秀な息子たちは外国(日本とアメリカ)へ移住しそれなりに成功し、孫世代は中国語は覚束なくなり、中国人としてのアイデンティティーも危うくなっている。
メインテーマの”告知”と相まって、いろいろ伏線が張られていたのではと観終わってから想像されました。
そして、音楽がとても素敵なのが印象深かったです。
特にこのベートーヴェンの悲愴ソナタのアレンジ曲
しばらく元曲が思い出せなかったぐらい印象が全く違いつつ、元曲の良さをむしろ引き出していると思いました
もう一度観たくなる作品でした