いよいよ設楽ヶ原合戦!
鳥居強右衛門に敬意を表しての表紙ですね。
生まれの豊川では今でも命日に法要が営まれているとのことです。
その合戦を描く分量はこの7巻の冒頭1/4弱と少ないのですが、それを感じさせない濃厚さでした。
強右衛門もですが、奥平氏の見事さ。
対する武田家。
並行して、織田-徳川の微妙な関係の兆し。。。
読ませます。
大勝後は、粛清。
あの築山殿の最期。信康の最期。
チャンスが目の前に転がり込んでいたら、家康が”本能寺”をやってもおかしくなかったのではと思わされました。
そして、全く知らなかった大河内源三郎。
本当に、三河武士と言うものは
武田家の滅亡で巻を終えるのですが、これが天正十年(1582年)の3月。その僅か3ヶ月後
第8巻突入です。