小説の余韻、そうまさに余韻が残る内に、2回目観てしまいました
原作を読んでからの面白さもいっぱいありました
冒頭の雨だれのシーンはなるほどでした
原作の章タイトルにあった『ロッキーのテーマ』。
その意味・暗喩が読み取れませんでした。(『仁義なき戦い』の方はなんとなく分かりましたが)
映画(松阪君の台詞)で謎解きしてくれてました。ちゃんと意味がありました
(ネタバレかも知れないので白字で書いておきます)
高嶋明石(晩成の苦労人。ピアノだけやっていれば良い境遇ではない。そして愛する女性のために。)をロッキーになぞらえていたのですね
原作では、亜夜の本選用のグレーのドレスが印象的に描かれていましたが、映画では2次予選で登場
『本選のドレスはどうするの』という楽しみがありました。
海に行くシーン。
浜松の中田島砂丘でロケをしたのかと思ったら、違ってました。
しかし、そもそもこのコンクールのモデルが浜松国際ピアノコンクールだったと原作の解説で知りました。
なので、中田島砂丘に似た所でロケをしたのかなぁと思ったり
監督さんが豊橋人なので当然行ったことがあるでしょうしね
プロコフィエフ2番と3番の入れ替え。
松岡茉優さんの演技と相まって、3番のピアノが入る所好きになりそうです。
プロコフィエフが理解できる日が来るとは
と言うことで、次はゴッホに行こうと思ってましたが、また450年前の浜松に戻ることにします