とある事情で、病院で長い待ち時間が発生しました。
『雑誌でも買って時間潰ししよう』と思い院内のコンビニへ。
すると、雑誌コーナーの上の僅かな文庫本スペースに原田マハさんの本が
ということで、早くも2作品目となりました
これは美術とは関係なく、スピーチライターのお話
唯一ダリの「記憶の固執」(私の大好きな絵です)が比喩で出てきます。
美術のプロが使うと、意味合い・可笑しみが一段と深いです。
結婚式のお祝いの言葉から政治家の演説まで、言葉の力って凄いし、素晴らしい
そして、時にはその言葉を上回るものがあることも、しっかり描かれています。
スピーチまでは行かなくても、人前で話す機会がある人には読んで欲しいですね。
特に、職場の年上のあの人、年下のアイツ、いやほとんど全員(笑)
気持ちが爽やかになる素敵なお仕事小説でした。
・・・と、次回の「まだ結婚できない男」は、桑野が結婚式スピーチで、吉田羊(未だに役名覚えていない)が原稿
いいタイミング!3倍楽しめそうです