今年は大きな城下町への突発出張が多くて嬉しい悲鳴です
師走になって急遽福山へ
岩国に住んでいた頃に行く気になればいつでも行けたのですが・・・
そして新幹線駅から最も近いお城で、何十回いや200回は通り過ぎてますが、初めての訪問なりました。
福山駅を出ると本当に目の前が城壁です!
天守は立派
素人目には、大きさも造りも姫路城に似てると思いました。
目につくのは最上階の望楼。手摺りの赤が差し色でいいです。
しかし、近づくと色あせてしまっている・・・外観復元なのでここはしっかりと手入れして欲しい所です。
そして、この日は月曜日。ということで中の博物館は休館
では、改めて順に。
現在の正門的になっている筋鉄御門。現存物で重文です。
入ってすぐ左手に、伏見櫓。こちらも重文。
この2つは伏見城から移築されたとのこと。これだけでも戦火も免れたのは幸いというべきか。
鐘櫓。現在でも1日数回決まった時刻に打たれるそうです。
行ったときには聞くことはできませんでした。
湯殿と月見櫓。外観復元の月見櫓は貸会場になっているとのこと。こういう使い方もいいですね
美しく立派なお城でした。
如何に徳川幕府が西国大名を恐れたかがよく分かります。
しかし、二百数十年後、幕府の想定通り西国大名が反旗を翻した時、姫路城等含めその大城郭は役に立たなかった(だからこそ現在まで残っているとも言えます)のですから、歴史とは面白いものです、
てなことを思わせてくれた良いひと時でした