岩国へ戻る新幹線での暇潰しに、
今回は、学生の頃読んだ司馬遼太郎の幕末短編集を。
『アームストロング砲』はこの時代が生んだ悲劇が
多く集められたもので、
あまり特筆することもないはずでしたが・・・
今回とある事件(?)が起こり、
忘れられない本になりました
一番面白い作品は、「斬ってはみたが」。
上田馬之助という一流(?)、二流(?)剣客の話。
小学生の頃同名のプロレスラーが居ましたが、
どういう関係なのでしょうか??
確か竹刀を持って暴れてたような
それはさておき、人の良さと超一流になりきれない所が
なんとも共感させられます。
そして、最後に馬之助さんの妻の名前が出てきて・・・
冒頭に出てきたような?
・・・ページを繰って確認すると、そうでした
『これは悲劇ではなく、むしろ幸せなお話やな・・・』
と一人納得していると、
ああー、日本のどこかに~
とここで新幹線車内のメロディーが
車内放送『広島を出ますと・・・』
なんと、のぞみを広島で乗り過ごして
しまいました。
まさかの、初、新幹線乗り過ごし
しかも、こののぞみ、徳山どころか新山口にも止まらず、
『次の停車駅は小倉です』
幸い小倉で上りの最終こだまに間に合い、
2時間余計にかかって新岩国着。
ということで、ちょこっと九州旅行をしたお陰で、
「アームストロング砲」を全部読み切ったというお話でした