私が歴史小説を熱心に読むきっかけになったのは、
吉川英治の「三国志」。
高校の担任の先生に薦められていたのを、
大学受験のため東京に向かう新幹線で読み始めた
のでした。
以来、「平家物語」、「忠臣蔵」、「太平記」、「太閤記」、
「宮本武蔵」、「水滸伝」、
「三国志(2回目)」、「平家物語(2回目)」、
「忠臣蔵(2回目)」と吉川英治ワールドにどっぷり浸かってました。
これらでほぼ読破したつもりになってました。
最近になって大事な作品を読んでないことに気付き、
慌てて読んだのでした
久しぶりの吉川英治ワールドでした。
この情緒的な文章の調べは、吉川英治ならではです
物語は、有岡城幽閉がメインで、三木城を落とした辺りの
天正9年で終ります。
なので、ちょっと物足りない感じです。
1年後の本能寺~中国大返しは「太閤記」で
描かれてますから仕方ないです。
これを機会に、吉川英治読み返すか
「平家物語」文庫本全16巻・・・重いなぁ
よく2回も読んだものだ。