続々出ますねノーベル賞
最近は、いかにも天才って感じの人ではなく、
むしろ穏やかな人柄の方が受賞されるのが
また嬉しいですね。
少し前に受賞された某氏なんかは
その業績の陰でどれだけの院生の犠牲が
あったことか・・・
さて本題、
村上春樹がノーベル賞を獲ってブームになってから読むのは
癪なので
1Q84に続いて読んでいて、一昨日読み終わったところでした。
『女のいない』=『女性を失った』男たちの物語の
短編集です。
全然心に響かなかったです。
自分の人生経験が足りないせいかなぁ
いや1点、いい和歌の引用がありました。
書いておきます。
『逢い見ての のちの心にくらぶれば
昔はものを思わざりけり』 権中納言敦忠
以前引用した『たえて桜のなかりせば・・・』 と同じく
反語的に上手く表現したものです。
こういう気持ちは誰しも持ったことがあるでしょう
それにしても、1000年も前と
日本人の心情は変わらないもんだなあ、
と感心してしまいました。
さあ、ノーベル文学賞、獲得なるか